2021/06/03
こんにちは。
きずな日暮里接骨院の藤田です。
今回は肩こりでお悩みの方に向けた肩から首にかけてのストレッチをご紹介したいと思います。
マッサージや施術のような大きな効果ではないですが、辛くなる前に行っていただくと予防にもなるのでオススメです。
紹介させていただくまえにストレッチのポイントは3つあります。
この3つを守りながら行ってください。
ポイント
〇痛いところの一歩手前まで伸ばす。
〇1セットは15秒~30秒まで
〇必ず3セット行う
とくに今回は首の筋肉も伸びるストレッチです。
首の筋肉はあまり強くないのでかえって痛めてしまう危険性があります。
伸ばす強さに関しては特に気を付けてください。
3つのポイントについて詳しくご覧になりたい場合はこの
【骨盤のためにも、前屈が硬い人が絶対に抑えてほしいストレッチ】
こちらをご覧ください。
実践
①イスなどにまっすぐ座ります。
②左側を伸ばしたい場合、右手で左肩を抑えて下に向かって引っ張ります。
③引っ張ったほうとは反対の方向へ首を傾けます。
そうすると、矢印の方向にもってるくようにすると、この筋肉の上部にストレッチ感を感じられると思います。
このストレッチのいいところは首の捻りを加えることによって伸び方が変わるところです。
傾けながら傾ける反対側へ捻ったり、傾けた側のお尻を見るように捻ったりすると伸ばされ方が変わると思います。
気持ちの良いポイントを見つけて伸ばしてみましょう。
僧帽筋(そうぼうきん)について
僧帽筋という筋肉の名前を聞いたことはありますか?
今回紹介させていただいたストレッチはこの僧帽筋を伸ばすことができるストレッチです。
僧帽筋とはこの筋肉です。
僧帽筋は上部、中部、下部と区画されていて、特にこの上部にみなさん肩こりの不快な感覚を感じていられるのではないでしょうか?
このストレッチをすることで特に上部の僧帽筋を伸ばすことができ、人によっては肩こりが改善されるかもしれません。
特にこの僧帽筋の上部、よく見てみると肩甲骨と腕を日頃から吊ってくれている筋肉なのですが、この筋肉が緊張してしまうとただでさえ吊り上げくれているのに、緊張して短くなってしまうことで余計頑張らないといけなくなってしまいます。
頑張りすぎた筋肉は「助けてくれー。」とSOS信号を出します。
それが肩こりのなんとも言えない嫌な感覚です。
だからこの部分をストレッチすることによって僧帽筋の上部だけに負荷が集中しないようになるので楽に感じられるようになるということです。
僧帽筋が緊張することによって肩こりの症状は確かに起きやすいのですが、このストレッチをしても改善されない場合やすぐもとに戻ってしまう場合は、そもそも硬すぎたり症状の起きていた期間が長すぎることによって一回や二回では改善するような状態でない可能性や、僧帽筋が緊張しやすい環境や習慣、僧帽筋以外の身体の状態の何かが改善されてないからということになります。
肩こりも人それぞれですが、お試しする価値はあると思います。
ぜひお試しください。