有能なのにサボリ癖?肩甲骨について

こんにちは。
きずな日暮里接骨院の藤田丈裕です。

皆様は肩のハリや肩や首回りの疲労感が
なかなか抜けないとお困りではありませんか?

家事や最近ではリモートワークの方も増えた為か
例年よりも肩周りのお悩みを抱えている方が
多いような気がします。

ちょうど季節の変わり目ですし、
身の回りの環境も変わりますから
心身ともに疲れてしまいますね。
そんな肩回りの症状と関係が深い
肩甲骨について今日は書いていこうと思います。

肩甲骨とは
背中を上にある三角の形をした大きな骨です。
腕の上げ下げや腕を回すといった
腕の運動と連動してその自由な動きを
サポートする役割があります。

例えば、腕を下げている状態から
横にあげてバンザイになるまで腕をあげると
約180°あがると思います。
このうちの約60°は肩甲骨が
横に回転することであがります。
つまり、肩甲骨は肩の動きの
最大3分の1もの角度を
担当してくれているというわけです。

この2:1の関係を上腕肩甲リズムといいます。

肩甲骨を意識して動かすのが苦手な方は
日常生活でも肩甲骨があまり使われてない
可能性が高いので肩こりに
なっている方が多いです。

その理由は
肩甲骨がサボってしまうことで
肩甲骨以外の動くところが肩甲骨の分まで
働かないといけなくなってしまうからです。

肩甲骨の動きが硬い方は
なるべくはやく改善するようにしましょう!

ご自宅でもできるような
簡単な肩甲骨のセルフケアは
ショルダーシュラッグという運動があります。

肩をすぼめてしっかりあげて
しっかり降ろすというのを
5~10回行います。

肩甲骨をしっかり意識しましょう。
動く感じがわかれば
さらに大きく動かすことを意識します。
大きく動かすことを意識することで
だんだんと大きく動くようになります。

ポイントは
上げる時は脇を開かないようにする。
下げる時は胸の位置があがる感じを意識する。
目線は正面。
この3つは守りながら行ってください。