2021/05/17
こんにちは。きずな日暮里接骨院の藤田丈裕です。
今日のセルフケアは「かかと重心バランス」です!
なぜ、かかと重心で立てることが大事なのかというと、姿勢のために猫背を治すにしても、腰痛や肩こり、首こりを改善するにしても、美容面でボディメイクをするにしても、骨盤を前に傾ける動作が上手にできたほうが絶対にいいです。
骨盤を前に傾けるにはお尻を使う感覚を知ることがまず第一歩なのですが、お尻に効かせるスクワットを実践しようとしても慣れてない人のほとんどは、後ろに転んでしまいやすいです。
なぜかというと、お尻に効かせるためには、お尻を後ろに突き出す必要があります。
お尻を後ろに突き出すということは、かかと重心になる必要がありますが、かかと重心で立つことが苦手だとバランスがとれません。
ほとんどの人はつま先重心になっていて、つま先立ちの経験が誰でも一度はあると思いますが、かかとだけで立つという経験は人によっては今まで一度もないという人もいます。
それだけ意識しないとなかなかする機会のない動きなので、慣れてない人が多いです。
人は、普段しない動きはいつの間にかできなくなってしまうものです。
これは、記憶もそうですよね。
使わない記憶は忘れてしまう。
だから、お尻に効かせるスクワットをすると後ろにバランスを崩してしまいやすく、お尻に効かせるスクワットをより上手にできるようにするためには、かかと重心でバランスを取れることがとても重要になります。
他にも理由があります。
足首の関節はつま先側ではなく、かかと側に関節があります。
かかと重心で立てるということは骨で支えやすい重心で立てるということです。
つま先重心でいると、このようにふくらはぎに負担がかかりやすくなります。
赤い矢印が重力、青い矢印がふくらはぎの筋肉に加わる負荷です。
ふくらはぎの筋肉に持続的な負担が集中することによって、結果としてむくみやすくなったりすることがあります。
ふくらはぎに負荷が集中しやすいと太ももの前側にも負担がかかりやすく、ふとももの前側に負担が集中すると、腰にもきてしまいます。
そして、猫背にもなりやすくなります。
反対にかかと重心の場合ですと、このようなイメージになります。
前述の通り、骨でしっかり支えることができるのでふくらはぎの筋肉に余計な負担がかかりづらくなります。
かからなくてもいい負担をかける必要はもちろんありません。
つまり、かかとで身体を支える「使い方」を習得できたほうがいいということです。
さらに、骨盤が前に傾きやすくなることで、上半身も骨でしっかり支えることができるようになります。
なので、姿勢だけではなく、余計な負担のかかりづらい身体になることで、腰痛や肩こり、首こりなどの改善も期待できます。
さらに、骨盤が前に傾きやすくなることで、上半身も骨でしっかり支えることができるようになります。
なので、姿勢だけではなく、余計な負担のかかりづらい身体になることで、腰痛や肩こり、首こりなどの改善も期待できます。
ちなみに、バランス感覚の良い悪いは身体の使い方が上手かどうかということでもあります。
やはり、身体の使い方はとても大切ですね。
実践
準備するものは、バランスマットがあれば一番いいですが、ない方は玄関や階段などの段差とふらついても平気なように掴まれる場所を探してください。
①まず、安定した所で立つ。
②半歩すすんで足半分を浮かせる。
③なるべく良い姿勢で足元を見ないでバランスをとる。
これを1日10秒以上3セット行うのが望ましいです。
慣れたら歯を磨きながら練習するなどすると、ながらトレーニングになるのでオススメです。
簡単そうに見えて意外と難しいので、絶対に転ばないように気を付けてください。
いかがでしたでしょうか?
かかと重心バランスは簡単で取り組みやすいと思いますので、ぜひやってみてください。
また、当院で骨盤矯正を受けていただくことより骨盤周りを使う感覚をより知ることが出来ます。
まだ受けたことのない方はぜひ一度ご来院いただき、骨盤矯正を体験してみてください。