2021/03/06
こんにちは!
藤田丈裕です。
前回は7000㎉はおおよそ脂肪1kg分
三大栄養素のそれぞれ1gに対しての
量はこれくらいと計算できる呼吸商(RQ)
アトウォーター係数について記事を書きました。
糖質、たんぱく質 1g→約4㎉
脂質 1g→約9㎉
食品の栄養成分表示をみていただければ
ほぼその計算通りになっていると思います。
しかし、あくまでもカロリーは指標にしかなりません。
食べたものがそのまま全て
吸収されていないかもしれませんし、
それこそ個人個人の体質それぞれです。
それでもダイエットをするときに
分析をするにはとても便利なので
覚えていくといいと思います!
今回のテーマは
「基礎代謝と1日の消費量」についてです。
基礎代謝とは
1日の「生きているだけで勝手に使われるエネルギー」です。
そして1日の消費量とは
1日の「実際に使われたエネルギーです。」
つまり、基礎代謝と運動などで使われた
基礎代謝以外のエネルギーを合わせたものです。
この自分の1日の消費量がある程度
わかるようになると
●どのくらい食べていいのか
●どのくらいの運動をすればいいのか
ダイエットの計画をするうえで
目先の目標を設定できるようになるので
とても便利になりますし、
目先のゴールが見えてくるので
習慣化しやすくなります。
この指標がないと
極端なダイエットをしてしまい、
筋肉が落ちすぎて
体重が落ちても理想の体型とは
かけ離れてしまったり
リバウンドの原因になります。
それとは逆に
自分では頑張っているつもりでも
実は食べている量がまだ多かったっていう事に
気付くことができたりもします。
例えば、自分の1日の消費量が
2230㎉だとしましょう。
そして毎日2000㎉くらい食べているとします。
1日の消費量と食べている量の差は
230㎉になると思います。
230㎉×30日=6900㎉
およそ1ヶ月続けると
脂肪の量は1kg=約7000㎉なので
脂肪の量が1kg減ります。
逆に毎日2460㎉の量を食べていると
1ヶ月で約1kgの脂肪が
増えるということになります。
脂肪には水分も含んでいますので
体重として出てくる数字は
人によって変わりますが
1~2kgほど変化します。
厳密に計算することは
とても難しいですが、
簡単にこのくらいの計算ができるように
なるだけでも頑張りすぎたり
サボりすぎたりすることは
とても少なくなるのでオススメです。
めんどくさいし
食品のカロリー量を覚えるのは大変ですが
まずは2週間くらいだけでも
頑張ってやってみましょう!
慣れてくると
「これはこのくらいかな。」と
なんとなくわかるようになります。
毎日食べる量や栄養バランスを
自然と意識できるようになるので
それだけで食生活が改善されます。
ぜひお試しください!