2021/04/29
トレーニングは目的次第
こんにちは。
きずな日暮里接骨院の藤田です。
よくYOUTUBEなどでトレーニングを見ながら、自宅でセルフケアやトレーニングをしてる人が増えて、大変うれしく思っています。
というのも、ぼく自身趣味で週に3回以上はジム通って運動するくらいトレーニングが純粋に好きだからです。 その反面残念に思うこともあります。
「このトレーニングをやってれば腹筋が割れます。」とか、
「これをするだけで簡単こうなれます。」というものも多いです。
トレーニングとは目的次第で選択するものです。
目的と種目が一致していなければ、せっかく頑張って取り組んでいるのにもったいないです。
例えば、プランクというインナーマッスルを鍛える種目を皆さんはご存じでしょうか?
30日プランクチャレンジなどは運動を習慣化させる目的であればとてもいい取り組みだと思います。
しかし、くびれをつくるため、腹筋を割るため、痩せるため、腰痛のためにはあまり適さない種目だとぼくは考えています。
もちろん、全く運動しないよりは絶対にいいと思います。
なぜプランクがその目的に適さないかというと、まず負荷量が少ないので筋肥大には向きません。
しかも、心拍数もあがりづらいため脂肪燃焼の目的にも不向きです。 そもそもプランクは意識することが難しい種目なので、腹筋にしっかり効かせることが難しいためくびれづくりにも適しません。
腰痛の方もなぜ?腰痛が起きていているのかということがある程度判明してなければ、プランクや腹筋を鍛えることによって逆効果になってしまう場合もあります。
プランク自体は、ドローインというお腹を凹ましながら深呼吸するトレーニングでインナーマッスルを使ってる感覚を知ったうえでしっかり効かせることを意識しながらであれば、鍛えるのが難しい下腹部に刺激をいれることができて筋持久力をたかめたり、他の腹筋トレーニングをする際にさらに上手に効かせられるようになるのでとてもいい種目だと思います。
やはり目的次第ということです。
くびれを作るのであれば、おもりを抱えたまま身体を捻って腹斜筋という筋肉に刺激をいれるのがいいと思いますし、くびれは身体の対比によって生まれるので、肩幅を作ったりお尻のボリュームを大きくするというのがいいと思います。
脂肪燃焼が目的であれば、疲れてしまいますが心拍数がしっかりあがるような運動を短時間おこなってから活動するか、ウォーキングなどで長時間取り組むほうがいいと思います。
腹筋を割りたいのであれば、体脂肪が減らないとまず浮き出てきません。
それに筋肥大を起こさないといけないので負荷量の強い腹筋ローラーをできる範囲で練習するほうが圧倒的にオススメです。
怪我には十分に注意してください。
腰痛のために運動するのであれば、まずなぜ痛みが出てしまうのかについて知らないと種目は選択しにくいですが、骨盤が後ろに傾いてしまうクセを持ってる方がその傾向が強いのでかかと重心でバランスをとるような運動やふとももの裏の伸ばすストレッチから行うことからはじめたほうが安全だと思います。
というように、トレーニングなどの運動は本当に目的次第なのです。
なりたい自分になるための一番の近道が自分と目的にあった運動を続けることです。
目的次第っていっても分からない! というような人も多いと思いますのでブログやニュースレターで情報をしっかり発信して身体についてのいろいろなことをどんどん解説して力になれたらなと思っています。
たまには覗いてみてくださいね!
しっかりとお手伝いできるようにぼくも頑張っていきます。
ご来院いただいた際にでもラインでも聞いていただければお答えできる範囲で質問にも答えますのでお気軽にご相談ください!