「スクワットしても太ももばかりに効いて、お尻に効いてる気がしない…」
そんな悩みを持っていませんか?
お尻に効かせる感覚がつかめないまま続けていると、姿勢が崩れたり、腰痛のリスクが高まることもあります。
この記事では、骨盤の動きを意識しながらお尻に効かせるフォームを体得できる「壁タッチスクワット」のやり方と、その効果について詳しく解説します!
「効いてる感覚」がないままの筋トレはもったいない!
筋トレで大切なのは、“どこに効かせたいか”を意識すること。
たとえば「お尻を引き締めたい」「脚を長く見せたい」といった目的があるなら、お尻に効かせるフォームができていないと効果は半減してしまいます。
骨盤の傾きがスクワットフォームを左右する
スクワットをして太ももの前ばかりが疲れる人は、**骨盤が後ろに傾いてしまっている(後傾)**可能性が高いです。
この状態だと…
- お尻が垂れて見える
- 姿勢が悪くなりやすい
- 腰に負担がかかりやすい
というデメリットが生じやすくなります。
一方、**骨盤を前に傾けた状態(前傾)**でお尻にしっかり効かせるスクワットができると、
- お尻のトップ位置が上がる
- ヒップラインが出てくびれが強調される
- 脚が長く見える
- 姿勢が良くなる
といった美容・健康両面でのメリットが期待できます。
壁タッチスクワットのやり方
誰でも骨盤を自然に前傾させやすくなるのが、「壁タッチスクワット」という方法です。
やり方はとてもシンプル!
✔ 手順
- 壁を背にして立ち、壁から小さく一歩前へ出る
- 胸を張り、正面を向いたままスクワット
- お尻で壁にタッチできるまでしゃがむ
- 成功したらまた一歩前へ進む
- 失敗したらその距離で再チャレンジ!
胸が丸まったり、視線が下がったりすると骨盤が後傾しやすくなるので、**「正面を向く・胸を張る」**がポイントです。
最初は1日5回×3セットでOK!
これはお尻を“鍛える”目的ではなく、使い方を思い出す練習です。
そのため、最初からハードにやる必要はありません。
継続することで徐々にフォームが安定し、通常のスクワットでもお尻に効かせられるようになります。
フォームが良くなると腰痛の予防や姿勢改善にもつながってきますよ!
無理せず、自分のペースで!
慣れないうちは、腰に筋肉痛を感じることもあります。
腰に不調があるときは無理せず休んでくださいね。
「フォームが合っているか不安」「うまく効かせられない」という方は、当院での運動指導も承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください!