「冬になると肩がこりやすい」
「寒い日は肩に力が入ってガチガチになる」
そんな経験、ありませんか?
寒い時期に肩こりがひどくなるのは、筋肉と脳の“省エネモード”の仕組みが関係しています。
今回は、寒さが招く肩こりの原因と、今日からできる簡単な対策を解説します!
寒いと肩こりがひどくなるのはなぜ?
寒いとつい「うわ、寒い!」と肩をすくめてしまいますよね。
このとき、僧帽筋という筋肉が肩甲骨を持ち上げるように働いています。
一時的なら問題ありませんが、
寒さが続くとその動作がクセになり、筋肉が固まったままになってしまうんです。
肩をすくめるクセが筋肉を固める?
筋肉は「収縮→固まる」ことを繰り返します。
特に、狭い可動域で長時間使っていると、
脳は「これ以上動かさなくていいや」と判断して、より動かなくなる=サボる状態に。
これが、いわゆる**“省エネモード”**。
使わなければ、可動域も柔軟性もどんどん狭くなり、
気づいたときには「凝り固まった肩」が完成してしまいます。
ポケット手入れ・猫背の姿勢も肩こりの一因に
寒さで手をポケットに入れると、
肩が前に入って背中が丸まりやすくなります(=猫背姿勢)。
これも肩こりに拍車をかける原因のひとつ。
➡️ 対策は簡単:
手袋をつけるだけでも、ポケットに手を入れずに済むようになります。
解決のカギは「のびのび動く」習慣
ポイントは、**「大きく動かす習慣」**を1日の中に取り入れること。
特別な運動はいりません。
おすすめは…
✅ バンザイ(両手を大きく上げる)
- 僧帽筋のストレッチ
- 背中を伸ばす意識
- 肩甲骨を動かすトリガーになる
「最近、バンザイなんてしてないな…」という方、
それだけで肩周りの可動域は減っているかもしれません。
まとめ:寒い時こそ、肩にスペースを作ろう
肩こりの正体は、「寒さのせい」だけではありません。
寒さによって“動かなくなるクセ”がつくことが本当の原因です。
まずは、寒い朝にバンザイを3回。
これだけでも肩と背中がふわっと軽くなるはずです!