「ヒップアップやバストアップの筋トレを続けてるのに、あまり見た目が変わらない」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
実は、姿勢のクセや骨盤の使い方によって、
いくら筋肉を鍛えても見た目の変化が出にくくなることがあります。
今回は、**見た目を整える“骨盤のコントロール”**について解説します。
筋トレしても見た目が変わらないのはなぜ?
SNSや動画サイトでよく見かける「ヒップアップ」や「バストアップ」トレーニング。
しかし、そのまま真似しても思うように成果が出ない人も少なくありません。
その理由の一つが、土台となる姿勢が整っていないこと。
特に、背中が丸まったまま胸のトレーニングをすると
胸が下がって見えたり、猫背が悪化することもあるんです。
姿勢のクセがトレーニングの効果を下げている?
トレーニング効果が出にくい人に共通しているのが、
- 骨盤が後傾している(お尻が下がる)
- 背中が丸まりやすい
- 腰を反らすのが怖くて“抜けた姿勢”で動いている
こういった姿勢のクセがあると、使いたい筋肉に刺激が入らず
代わりに違う筋肉が過剰に働いたり、見た目が変わらない原因になります。
骨盤を立てるとその場で見た目が変わる
足幅を肩幅よりやや狭くして、骨盤を「立てるように前傾」させてみてください。
- お尻が上がって見える
- バストの位置が高くなる
- 背骨が自然に伸びる
- お腹が引き締まって見える
このように、筋トレをしなくても見た目に変化が出ることがあります。
お尻・バスト・くびれラインに与える変化とは
骨盤が立って背骨が自然に伸びると、体全体のシルエットが整います。
- お尻の輪郭がはっきりする(ヒップアップ効果)
- バストの位置が高くなる(猫背改善効果)
- ウエストがくびれて見える(骨盤前傾でくびれ強調)
逆に、骨盤が寝ている(後傾)と、
- O脚になりやすい
- 猫背や巻き肩の原因になる
- 体の中心がぼやけて“丸く”見える
骨盤を立てる感覚をつかむ!簡単エクササイズ
● お尻反り立ち(極端に前傾して立つ)
→ お尻で反り腰を作る感覚を体に覚えさせ、立てる骨盤の「重心ポジション」を体得する
● 壁タッチスクワット(壁の前でしゃがむ)
→ 骨盤と背中をフラットに保ったまま股関節から曲げる練習
● 腹斜筋ドローイン
→ 骨盤を立てた状態で腹圧をかける練習(→ドローイン記事にリンク)
まとめ:見た目を変えるには「骨盤」から
筋トレだけでは変わらない人に必要なのは、
「正しい姿勢・骨盤の使い方」からのアプローチです。
意識と感覚を変えるだけで、見た目の印象はガラッと変わります。
ぜひ一度、お尻で反り腰を作って立ってみてください。
意外と「これだけでこんなに変わるの?」という体験になるかもしれません。