口呼吸は老ける?鼻呼吸が体にいい理由を解剖学的に解説!

あなたは普段、口で呼吸していますか?それとも鼻でしょうか?

実は「口呼吸が当たり前」になっている人は、

体調を崩しやすかったり、見た目が老けて見えるリスクがあることをご存じですか?

この記事では、鼻呼吸が持つ3つの役割と、口呼吸が与える体・見た目への影響について解説します。

口呼吸で起きる身体の不調と見た目の変化

口呼吸が習慣になると、以下のようなトラブルが起きやすくなります。

  • 風邪・インフルエンザ・ウイルス感染にかかりやすい
  • 喉や気管が乾燥しやすく、咳・喘息などの誘因に
  • 顔の筋肉が衰えて、頬や口元がたるむ
  • 唇のラインがぼやけ、口紅のにじみや口角下がりの原因

鼻が持つ3つの役割とは?空気清浄機・加湿器・エアコンの正体

鼻の働きを「家電」に例えると、以下の3つになります:

① 空気清浄機

→ 鼻毛や鼻粘膜の細毛が、ウイルスやホコリを除去します

→ 鼻水には抗体も含まれ、感染リスクを下げる効果があります

② 加湿器

→ 鼻水の約7割が空気の加湿に使われ、

  取り込む空気の湿度を90%以上に保ち、喉の乾燥を防ぐ

③ エアコン

→ 鼻を通ることで空気は約35〜37度に温まり、

  肺への負担や体の冷えを防ぐ役割もあります

鼻呼吸ができないと起こるデメリットとは?

  • 冷たい空気がそのまま肺へ → 免疫力が低下しやすくなる
  • 湿度が足りず → ウイルスや異物が通りやすくなる
  • 唾液が乾く → 口腔内のトラブル(虫歯・口臭)も悪化

さらには、体の内側が冷えることで、

手足の冷えや代謝低下にもつながる可能性があります。

鼻呼吸と顔のたるみ・しわ・リップラインの関係

口呼吸がクセになると、

口まわりの筋肉(口輪筋・頬筋など)をほとんど使わなくなります。

その結果:

  • 頬がたるむ
  • 口角が下がる
  • 口紅のにじみが起こる(リップラインが曖昧に)

美容の面から見ても、鼻呼吸は“表情筋のトレーニング”としても効果的なんです。

鼻呼吸に切り替えるためにできること

  1. 深呼吸を習慣にする
     → 鼻から吸って、口を閉じて呼吸するクセを意識
  2. 笑顔で唇を閉じたまま練習する
     → 口輪筋や頬筋をしっかり使う練習に
  3. 鼻づまりがある人は耳鼻科へ
     → 花粉症やアレルギー性鼻炎などがある場合は、まずは治療を
  4. マウステープ・鼻呼吸補助グッズも選択肢
     → 睡眠時の習慣化に活用するのも◎

まとめ:鼻呼吸ができるだけで、体も見た目も整う

鼻呼吸は、見た目の印象・免疫力・睡眠の質にまで関わる“習慣”です。

もしあなたが「鼻より口で呼吸してるかも?」と感じたら、

まずは深呼吸と笑顔の練習から始めてみてください。

たったそれだけで、体の内側と見た目が少しずつ変わっていくはずです。