ピラティスとヨガ・筋トレの違いがスッキリ!次の一歩は“機能改善トレーニング”

ピラティスとは?

  • 目的:背骨と骨盤を“まっすぐ+安定”に保ち、インナーマッスル(体幹の深部)を目覚めさせる。
  • やること:胸式呼吸で肋骨をふくらませながら、ゆっくり大きく動く。
  • 得られるもの
    • 姿勢が整う
    • コアが安定 → 腰痛・肩こり予防
    • 動きの「質」が良くなる

ポイント
「呼吸+コントロール」がセット。速く動くより“丁寧に”が上達の近道。

マシンピラティスで得られる5つの効果とは?姿勢・体型の変化を徹底解説


ヨガとは?

ヨガは呼吸と瞑想を軸に、ポーズ(アーサナ)で 心身の調和と柔軟性 を高めるメソッド。
腹式呼吸で副交感神経を優位にし、凝り固まった筋肉とメンタルを同時にほぐす“リセットタイム”が特徴です。

ヨガとの違い ― 心と体をゆるめる時間

ピラティスヨガ
動き動き続けるポーズを止めて深める
呼吸胸式で体幹安定腹式でリラックス
主な効果姿勢・ケガ予防柔軟性・自律神経ケア

つまり…ヨガは“心と筋肉のブレーキを外す”プロ。ピラティスは“外したブレーキで正確に走る”プロ。


筋トレとは?
ダンベルや自重を使い、筋肉に徐々に強い刺激を与えて成長させるメソッド。
代謝向上・シルエット改善に即効性がある反面、フォームを誤るとケガのリスクも。
軽い重量からスタートし、正確な動作と呼吸で少しずつ負荷を上げるのが鉄則です。

筋トレとの違い ― パワーを足す時間

ピラティス筋トレ
負荷自重 or 軽いバネダンベル・バーベル
ねらいインナー重視アウター重視
初心者のケガリスク小さめ正しいフォーム必須

筋力を唯一あげる方法は筋トレだけど、可動域が狭いまま高重量を扱いケガの火種になることも。
ピラティスでフォームを仕込めば、その不安は限りなくゼロに近づきます。

だから

  1. ピラティスでフォームを覚える
  2. そのフォームのまま重りを持つ

――この順番なら安全に“見た目を変える筋肉”を付けられます。


三つ巴で最速成長!

三角形のどこかが欠けると、他の要素も伸びにくい。
全部をバランス良く伸ばす仕組み機能改善トレーニング です。


機能改善トレーニングってなに?

定義
「柔軟性 × コントロール × 筋力」を目的に合わせて組み直すプログラム。

ステップで考える

  1. 柔軟性 ― 硬い筋肉をほぐし、動く余白を作る(ヨガ的)
  2. コントロール力 ― 中心を安定させて精密に動く(ピラティス的)
  3. 筋力 ― 習得したフォームをキープしたまま重りを使う(筋トレ的)

逆の順序(いきなり高重量→痛める→動きが悪くなる)は遠回り。

機能改善トレーニングとは?姿勢改善・転倒予防・肩こり腰痛対策に効く運動法を解説


具体例:デスクワーカーの肩こりを解消したい

ステップ例①例②
柔軟性胸を開くストレッチ猫背リセットポーズ
コントロールペルビックカールハンドレッド
筋力ゴムチューブで背中ロウダンベル・デッドリフト軽め

10分×週3回でも「首・肩が軽くなった!」という声が多数。

※効果には個人差があります。

まとめ ― ひとつだけじゃもったいない!全部いいトコ取りしよう!

  1. ストレッチ3分:肩・股関節をゆるめる
  2. ピラティス2分:体幹をスイッチON
  3. 筋トレ5分:軽いダンベルで背中&下半身

「運動=つらいもの」という思い込みは今日でさようなら。
目的に合った順番で組めば、カラダは必ず応えてくれます。まずは 10 分、チャレンジしてみましょう!