ピラティスとは?
- 目的:背骨と骨盤を“まっすぐ+安定”に保ち、インナーマッスル(体幹の深部)を目覚めさせる。
- やること:胸式呼吸で肋骨をふくらませながら、ゆっくり大きく動く。
- 得られるもの:
- 姿勢が整う
- コアが安定 → 腰痛・肩こり予防
- 動きの「質」が良くなる
ポイント
「呼吸+コントロール」がセット。速く動くより“丁寧に”が上達の近道。
▶マシンピラティスで得られる5つの効果とは?姿勢・体型の変化を徹底解説
ヨガとは?
ヨガは呼吸と瞑想を軸に、ポーズ(アーサナ)で 心身の調和と柔軟性 を高めるメソッド。
腹式呼吸で副交感神経を優位にし、凝り固まった筋肉とメンタルを同時にほぐす“リセットタイム”が特徴です。
ヨガとの違い ― 心と体をゆるめる時間
ピラティス | ヨガ | |
---|---|---|
動き | 動き続ける | ポーズを止めて深める |
呼吸 | 胸式で体幹安定 | 腹式でリラックス |
主な効果 | 姿勢・ケガ予防 | 柔軟性・自律神経ケア |
つまり…ヨガは“心と筋肉のブレーキを外す”プロ。ピラティスは“外したブレーキで正確に走る”プロ。
筋トレとは?
ダンベルや自重を使い、筋肉に徐々に強い刺激を与えて成長させるメソッド。
代謝向上・シルエット改善に即効性がある反面、フォームを誤るとケガのリスクも。
軽い重量からスタートし、正確な動作と呼吸で少しずつ負荷を上げるのが鉄則です。
筋トレとの違い ― パワーを足す時間
ピラティス | 筋トレ | |
---|---|---|
負荷 | 自重 or 軽いバネ | ダンベル・バーベル |
ねらい | インナー重視 | アウター重視 |
初心者のケガリスク | 小さめ | 正しいフォーム必須 |
筋力を唯一あげる方法は筋トレだけど、可動域が狭いまま高重量を扱いケガの火種になることも。
ピラティスでフォームを仕込めば、その不安は限りなくゼロに近づきます。
だから
- ピラティスでフォームを覚える
- そのフォームのまま重りを持つ
――この順番なら安全に“見た目を変える筋肉”を付けられます。
三つ巴で最速成長!

三角形のどこかが欠けると、他の要素も伸びにくい。
全部をバランス良く伸ばす仕組み が 機能改善トレーニング です。
機能改善トレーニングってなに?
定義
「柔軟性 × コントロール × 筋力」を目的に合わせて組み直すプログラム。
ステップで考える
- 柔軟性 ― 硬い筋肉をほぐし、動く余白を作る(ヨガ的)
- コントロール力 ― 中心を安定させて精密に動く(ピラティス的)
- 筋力 ― 習得したフォームをキープしたまま重りを使う(筋トレ的)
逆の順序(いきなり高重量→痛める→動きが悪くなる)は遠回り。
▶機能改善トレーニングとは?姿勢改善・転倒予防・肩こり腰痛対策に効く運動法を解説
具体例:デスクワーカーの肩こりを解消したい
ステップ | 例① | 例② |
---|---|---|
柔軟性 | 胸を開くストレッチ | 猫背リセットポーズ |
コントロール | ペルビックカール | ハンドレッド |
筋力 | ゴムチューブで背中ロウ | ダンベル・デッドリフト軽め |
10分×週3回でも「首・肩が軽くなった!」という声が多数。
※効果には個人差があります。
まとめ ― ひとつだけじゃもったいない!全部いいトコ取りしよう!
- ストレッチ3分:肩・股関節をゆるめる
- ピラティス2分:体幹をスイッチON
- 筋トレ5分:軽いダンベルで背中&下半身
「運動=つらいもの」という思い込みは今日でさようなら。
目的に合った順番で組めば、カラダは必ず応えてくれます。まずは 10 分、チャレンジしてみましょう!