慢性痛や体のだるさに悩んでいるとき、手軽にできるセルフケアを探したことはありませんか?
そんなときにおすすめなのが、ツボ押しです。
ツボ押しは、血流促進や筋肉の緊張緩和をサポートし、脳や神経にリラックスの刺激を伝えることで、痛みを和らげる効果が期待できます。
この記事では、すぐに試せるツボ押しセルフケアと、その効果の仕組みを紹介します。
ツボ押しとは?
ツボ押しは、体表の特定のポイントを刺激することで、筋肉や神経系に働きかけ、自然な痛み軽減をサポートするセルフケア方法です。
押すことで期待できる主な効果には、次のものがあります。
- 血行促進(こわばった筋肉への栄養供給)
- 筋肉の緊張緩和(柔軟性の回復)
- 神経系へのリラクゼーション刺激(副交感神経を優位にする)
これらの効果が組み合わさることで、慢性痛やコリに悩んでいる方にも、自然な緩和が期待できるのです。
おすすめのツボと押し方
合谷(ごうこく)
場所:手の甲、親指と人差し指の骨が交わるあたりのくぼみ。
効果:肩こりや頭痛、全身の緊張緩和に効果的。
※ 軽く押して心地よい程度の圧で、5秒押して5秒離すを5セット繰り返しましょう。
足三里(あしさんり)
場所:膝のお皿の下から指4本分下がったすねの外側。
効果:足の疲労回復、胃腸の調子改善、免疫力サポートにも。
※やや強めに押し、痛気持ちいい程度で10秒キープ。これを3セット繰り返します。
ツボ押しを効果的に行うコツ
- 呼吸を止めず、ゆっくり深呼吸しながら行う
- 痛すぎる刺激は逆効果なので、心地よい強さを守る
- 1日1~2回、習慣的に取り入れるとより効果的
- 1セットごとに変化をなんとなくでも感じるか軽く動かしてみる
ツボ押しは、即効性を期待するものではなく、
継続することで少しずつ体の反応が良くなっていくセルフケアです。
しかし、その場で「楽になった」「動きやすくなった」と感じる場合もあります。
もし少しでも変化を感じたら、ぜひそのケアを続けてみましょう。
続けることで、痛みや疲れに強い体作りにつながっていきます。
まとめ
ツボ押しは、特別な道具や場所がなくてもすぐに取り入れられる、
手軽なセルフケア方法のひとつです。
慢性痛や体の疲れが気になるとき、
「自分でできる小さなケア」として、ぜひ生活に取り入れてみてください。
その他、慢性痛のセルフケア方法はこちら
▶痛みを和らげる方法まとめ体・心・脳からできるセルフケア